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2015.8.3代表の独り言
東日本大震災の復興ソングの歌詞の中に、♪私は何を残しただろう?♪という部分がありますが、対照的だなと思ったのが、私の憧れた名優 高倉 健 の死後残した座右の銘です。
経典からの引用の言葉(忘れました)があり、その考え方からの演繹で、「人は、何も残さなくてよい。ただただ、ひたすら生きればそれで良い。人から愛されなくてもよい。【この人を愛した】という(自分の死と共になくなる)記憶さえあれば、それで良い。」という趣旨のことが書いてありました。孤独が似合う健さんらしいカッコよさとともに、なんて優しいのだろう、とも思いました。他者を意識し、愛されようと努力することで、どこか「見返り」を望んでいる自分。その自分と決別できてこそ、自分を捨てても貫ける究極の愛があるのかもしれないと思いました。
そう、何も残さなくて良い。人を愛し生きていさえいれば、・・・。アレ?これってどこかの歌謡曲の歌詞にあったような気がしますね。